google chromeでの類似画像検索

google chromeを2つ起動して片方を
http://images.google.com/
の画像検索のページを開き,もう一方でなにか画像の写っているページを出す.

後者のページの画像をマウスで掴んで画像検索のところへ落とす(drag & drop),
類似の画像を検索して見せてくれます.

こんなのいつから始まってたんでしょう.

JUGEMテーマ:日常。



軍用双眼鏡

CIMG0237.JPG

1936年ごろからドイツの軍用双眼鏡としてEmil Busch社がいくつかの生産工場で作り始めた双眼鏡.数年前にロンドンの露天骨董品商でまたも衝動的に買って(ポートベロー通り),本体はセータにくるんでスーツケースに入れて,三脚は別途空輸してもらって入手しました.

倍率が10倍,対物レンズの径が80mmでかなり視野が広く(およそ75度).また明るい(ひとみ径が8mm)ので,夜空の鑑賞にも使えます.

外観はピカピカに仕上げてありますが,元は以下のような姿です.最初の画像の手持ちのものは対物レンズの先にステンレスのスリーブ(筒)が装着されています.

この画像はObjectif-APOより拝借.

本体の横に記号を使って生産工場の場所,内部に使ってあるグリースの耐冷温度などの仕様が刻まれています.手持ちのものは(写真を忘れました)バードクライツナッハ(Bad Kreuznach)にある(あった?)シュナイダー社(Schneider)によるものでした.また,グリースの耐冷温度はマイナス40度まで.

軍用双眼鏡にはまったく知識が無かったのですが,いろいろページを調べていると,ヨーロッパには古い双眼鏡を手に入れて維持するコミュニティもあるようで,以下のページが参考になりました.

Objectif-APO
Cloudy Nights Telescope Reviews

手持ちのものの三脚は元々この双眼鏡用のものではなく,これも三脚に刻まれた刻印の記号を検索して調べると,どうやら自動小銃を載せて使った三脚のようでした.これを上の部分を加工して双眼鏡が載せられるようにしてあります(取り外し自由).


この画像はObjectif-APOより拝借.

画像の左側にあるツマミは4段階に切り替えられ,これを回すとフィルターの濃度が切り替わります.フィルタは双眼鏡で見たい物の方角に太陽が有った場合に使います.一番濃い段階にすると敵機(飛行機)が太陽を背にしてこちらにやってきた場合にも,それを見つけることができるわけです.一方,右上のツマミは接眼レンズの間を広くしたり狭くしたりするために使います.

CIMG0236.JPG

***

双眼鏡を買う場合の注意点は「高倍率で対物レンズが小さいものは買ってから困る」ということになります.ときどき,150倍でハンディタイプの物などが売られていたりしますが,このようなものは,

・ひとみ径(ひとみ径=対物レンズの直径÷倍率)が小さいので,画像が暗くなる.
・視野角が小さいので目標を双眼鏡越しに見つけることが非常に困難.
・手ぶれの影響が出る.

ことから,お勧めしません.この辺りの話はこちらのページ,あるいは双眼鏡愛好会に書かれています.ご参考まで.

CIMG0239.JPG
(写真がピンぼけですみません)

Mr. Steven Paul Jobs has passed away.

Stevenに哀悼の意を込めて.

家にあるMacintosh PowerBook520Cの再起動と終了の様子.1994年ぐらいの製品.




思えば2000年までは,主だった仕事はすべてMacintoshでしていました.
学生時代から使っていた大学の研究室のMacintoshを概ね列挙すると

Mac II
Mac II cx
Mac II ci(処理速度が速くて感動した)
Mac II si(デジタル音声処理ができるので,つぎはぎニュースをいくつか作りました(注))

Mac SE
Mac SE/30 (名機.ただし友人の所有)
Mac Classic
Mac Classic II

PowerBook 180(名機)
PowerBook 520
PowerBook 540c

Quadraシリーズ

などなどでした.印刷についてはLaserWriterというプリンタがあり,TrueTypeフォントを
外付けのHDDに抱えた(プリンターなのに,ハードディスクが付いている),
美しい印字ができるレーザープリンタがあり,当時100万円ほどしました.
もちろん大学の備品でした.Macを多用した理由は数式処理ソフトウェアである
Mathematicaが使えたことと,学生には最新のモノに触れさせるべきだという
指導教官の先生の意向からだったと思います.

OSは「漢字Talk」と呼ばれるもので,使っている最中によくハングアップして爆弾が
画面に表示されると同時にフリーズしたので

「フリーズするときに爆弾を出す処理ができるんならどうしてフリーズする前に
教えてくれないのか」

というような冗談を学生みんなで言っていました.泣きながら再起動です.

おかげでファイルを小まめに上書き保存するクセはそのころ培われました.
ありがとうSteven.Macintoshは確かに当時,目からウロコが落ちるような,
ときどき固まり価格もスーパーなコンピュータたちでした.

---
注:つぎはぎニュースというのは,もともとタモリがやっていた深夜ラジオ番組,
オールナイトにっぽんの1コーナーで,実際のたとえばNHKのニュースを
(カセットテープに)複数録音し,それらを物理的に切って繋いで適当に繋ぎ合わせて
シュールなニュースをつくるという遊びでした.

たとえば

(NHKのアナウンサーの声で)
「今日,午後2時頃,それ以上のことはまだ分かっていません.
 ニュースをお伝えしました.」

とか

迷ったゴマフアザラシの赤ちゃんが浜に上がったというニュースと,
あるヤクザが敵対する組の玄関に銃弾を撃ち込んだというニュースをくっつけて

(NHKのアナウンサーが)
「○○の玄関にゴマフアザラシが2発打ち込まれましたが,怪我人はなく・・・」

と喋るというようなニュースを作って遊ぶというものでした.いまでは当たり前に
Windowsでもできてしまいますが,当時はDSP(デジタル信号処理半導体チップ)を
搭載したMacintoshを使うことによって非常に簡単に作れたのです.

こういうのを研究の合間にいっぱい作って遊んでいました.どこかのファイルに残って
いるかもしれません.ああいや正確には,遊んでいる合間に研究をしていたようなものでした.

JUGEMテーマ:日常。



集中力





むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ・・・


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