サイゴンプリンスホテル

RIMG0003.JPG

ベトナムのホーチミンシティは大昔はサイゴンと呼ばれていました.ホーチミンシティにあるSaigon Prince Hotelというのは今もあるようですが,これは2002年に仕事で行って,そこにしばらく滞在していたときの話.

そのサイゴンプリンスホテルの客室に,写真の木箱がありました.中には鉛筆,ボールペン,蛍光ペン,ステープラーなどが入っていて,そばには英語でご滞在中はご自由にお使いくださいとありました.

RIMG0002.JPG

木の感触がなかなかよくまたキレイな箱で,気に入って開けてみると内側には赤いフェルトが貼り付けられており,また

RIMG0001.JPG

それら文房具の他に紙が一枚貼り付けられていました.上の写真はいま撮り直したものなので文房具は入れ替えてありますが,その紙には

RIMG0004.JPG

とあり,つまり「気に入ったら会計時などにフロントに言ってください」と書いてあるわけです(お値段は木箱は5アメリカドルで,そのことはホテルの部屋の説明書に書いてありました).

それで,なかなかこれはよいと思いまして自分へのお土産にしようと思いつつ,本来の仕事をしながらチェックアウトを迎えるまで数日過ごしました.

*** 脱線

今もそうかも知れませんが,2002年当時はホーチミンシティの若い人たちの間ではバイクに乗ることが流行っており,もちろん通勤通学に使うのでしょうが,夕方になると2人乗りのカップルが町の中をどんどん流れていきます.排気ガスがあまり綺麗ではないため,ハンカチで覆面して走っている人も多いです.

そういうある日の夕方,毎日のイベントであるスコールが終わった後の道ばたに立ってしばらくそれを見ておりました.一方向にカップルあるいは単独でバイクに乗った若者がどんどん町を流れていきます... しかし

...遅い.

遅いのですスピードが.だれもかれも.飛ばそうとする人が一人もいない.信号が青になったらずっと団子状態.

全員とろとろ走っております.バイクも日本で言うところの郵便配達などで活躍するタイプの実用車の形式で,レーサーレプリカは言うに及ばずスクーターなんか一台もおりません.しかし楽しそうです.特にカップルはね.

現地の人に聞いてみました.
「あー あれはいったい会社の帰りなんですか? 安全運転ですね」

すると現地の人が
「あーあれですか いや家に帰ってからバイクで出かけてるんですよ」

「どこへです?」

「わかりません 涼しいでしょ」

「なんすて?」

半秒後に分かりました「バイクで涼んでるんだ」と.涼風を得るために彼女を乗せてバイクでゆるゆる走る.いいですねえ.季節は5月でした.

確かに町中を歩くと,中には「俺に話しかけるんじゃねえ 血ぃみるで」みたいな雰囲気の人もいるにはいましたが,概ね穏やかな人が多かったような気がします.そういう人たちが伝統的な木工品を道ばたで売っていたりす..

*** そう木工品の話でした.閑話休題

チェックアウトの日,フロントで「部屋の文房具が入っていた木箱が欲しいんですが」というと,「ありがとうございます.少々お待ちください」とフロントの人が言って裏へ引っ込んで,しばらく待たされて,「お待たせしました」ともってきてくれて中を見せてくれると,それは部屋に置いてあった現物で蛍光ペンやら鉛筆がそのまま入っていました.

わたしは彼がフロントの裏手から(別の・新品の)木箱だけをもってきてくれるのだとばかり思っていたので,部屋まで取りに行ってもってきてくれたことに思わず,「うむ」「言葉に偽りなし」と感服したのでした.丁寧な,よい人たちでした.

この箱とステープラーは気にいってまだ使っています.ニスが塗られた木は綺麗なままです.しかし今考えると中の文房具のお金をあのとき請求されないまま払っていないのですが.5ドルでよかったのかしら.

JUGEMテーマ:日常。



海外通販2

次回といいつつ忘れていました.正解はロシア語じゃなくてウクライナ語でした.

google翻訳のページを使って,「元の言語」を設定してから組み込まれたキーボードを呼び出すと,キリル文字をペチペチ入力することができます.


画面は切れていますが,翻訳後の結果はdosimeter-radiometerとなります.どのキリル文字が英文字のどれに対応しているか,この場合はよく分かりますね.これはウクライナの業者さんから買ったガイガーミュラー計数器のマニュアルでした.3月15日にebayで注文・決済して以下のメールが2日後に来ました.

--
Thank you for a purchase !
Money is got .
A commodity will be deported on Your address by air mail in the flow of 2-3 days.
--

実は間抜けな話でウクライナの業者さんだとは注文時に思っていなくて,てっきりアメリカの業者さんだと勘違いしていたのですが,上記のメールの英語を見て「こ..これは英語圏の人じゃない」と分かりよく読んだらウクライナの人でした(money is got はすすっていたお茶を噴くべきところですが,will be deportedに至ってはこれは通常,「強制送還されるよ」という意味になります(噴いたお茶返して)).

ウクライナから発送されたのが20日,それが東京に届いたのがそこから2週間後ぐらいでしたか.まあ一応ちゃんと届きました.付属していた単4電池2本はパナソニック製でしたが,made in Belgiumと書かれていました.

マニュアルがウクライナ語だったので(買うときの説明では英語マニュアルだと書いてあったのですが),使い方をいろいろ調べているうちにウクライナの小学校では子供たちにこれを使った測定の実験をさせて,放射線について学ばせる機会があるようなこともわかりました.チェルノブイリ原子力発電所跡はウクライナの北の端にあります.

RIMG0325.JPG

表示は0.11マイクロシーベルトのガンマ線量ということです.

40円を放逐せよ

いつものスーパーのレジで買い物かごを持ったまま順番を待っていると,前の女性のお客さんの支払い額が1788円だったのだけど,彼女は2000円をレジの人に渡し,「あ」といいつつ小銭入れから40円を追加して支払った.

もらってたお釣りが252円.あっとる.



ん?なんかの暗号・符丁ですかね.『2時52分にいつもの第三埠頭で待つ』とか(どこなんだそれは).それとも早く小銭入れから40円を追い出したくてしょうがなかったのでしょうかそれは呪われた40円なのでしょうか..でもお釣りの252円を構成することになった10円玉の一つは,たったいまあなたが渡した呪われた4枚のうちの1枚でしたが..うーわあなた戻ってきてますよその10円!

レジ待ちに退屈しなくてよかったですけど.

JUGEMテーマ:日常。



海外通販

海外通販で買ったあるもののマニュアルの表紙です.何語でしょうか?
RIMG0322.JPG

ピンぼけだ.で正解は..次回

JUGEMテーマ:気になること



粒マスタードが冷蔵庫に残っているとき

買ってはみたものの,冷蔵庫でなかなか顧みられない粒マスタードを消費するためにポークソテーのソースにします.

材料(2人分)
・豚肉 スライスされたロースのところ 2枚(1人100グラム見当)
 (ステーキ用より薄く生姜焼き用より厚いというような)
・エリンギ 1パック
・しめじ 1パック
・粒マスタード 小さじ5杯
・生クリーム(中沢のパントリークリームというような,脂肪分があまり多くないもの)100cc
・バター(切れてるタイプのものを1かけ分 半分にしておく)

作る
・白ワインを飲み始める.
・豚肉は焼くときにむやみに縮まったり反ったりしないように筋を切って,少々包丁の背で叩き,塩と胡椒をしておく.塩は少々強めにしてもよい(ソースに味をつけないので)
・エリンギは厚めにスライスし,しめじは当然下を切ってバラバラにしておく
・サラダ油をすこしフライパンに垂らしてバターを半かけ分いれて,暖まったら豚肉をいれて両面を色をつける
・一方で他のフライパンでサラダ油を少々いれてキノコを投入し,徐々に炒める(酒を振って蓋をしてもよい)頃合いをみて残りのバター半かけを入れる(これは風味付け)
・焼かれている豚肉の様子をみて,生クリームと粒マスタード,それに水を大さじ3杯ほど投入して煮る(そこで火を通す.少々煮詰めるようにしてよいがやり過ぎると肉が固くなるから注意)
・豚肉に火が通ったら皿にとって,そこにキノコを投入,絡めてからソースとして豚肉に盛る

すごくかんたん.皿に盛ったあと仕上げに小口切りのアサツキでも散らすとよいかも.ソースは結構たくさんできますので豚肉3枚ぐらいまでこれでいけるでしょう.ごはんよりパンを添えるとソースがよく食べられます(カロリーを気にしなければ).

野菜もサラダやらスティックにして食べましょう.


JUGEMテーマ:家庭料理のレシピ



もやもやする

以下,不安を煽る意図はありません.しかしどうも納得がいかないのでやはり書いておくことにします.

共同通信による以下の報道があったのは今から2週間とすこし前です.
----------------------------
2011年3月19日 22時05分
福島の原乳から放射性物質 茨城のホウレンソウも 

(略)
枝野幸男官房長官は記者会見で、検出された放射能濃度と同程度の牛乳を1年間摂取した場合の被ばく量はCTスキャン1回分程度、ホウレンソウは1回の5分の1分程度と説明。「直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないことを十分に理解し、冷静な対応をお願いしたい」と呼び掛けた。

 福島県によると、暫定基準値を超える放射性物質が検出された原乳は、飲用牛乳に加工する出荷先工場が被災して生産を止めていたため、市場に出回っていない。茨城県も、問題のホウレンソウが市場に流通している可能性は極めて低いとしている。

 暫定基準値を超えたのは福島県川俣町で16日から18日までに3回採取された原乳と、18日に採取された茨城県高萩市、日立市、常陸太田市、ひたちなか市、大子町、東海村のホウレンソウ。

 原乳からは基準値の3〜5倍のヨウ素、ホウレンソウからは3〜7・5倍のヨウ素のほか、一部で基準値を超えるセシウムを検出。いずれの市町村も事故が起きた原発から30キロ以上離れている。

 福島県は川俣町のすべての酪農家に原乳の出荷と自家消費の自粛を要請。さらに、原発から半径30キロ圏内のすべての農家に農作物の出荷と自家消費の自粛を求めた。茨城県も、県内で栽培されたホウレンソウの出荷自粛を農家などに要請した。(抜粋)
----------------

初めの水素爆発があったのは12日の午後3時36分でした.この時に放射線源となる塵が周囲にまき散らされ,風向きに従って拡散したことは確かです.この報道があったとき,まずおかしいと思ったのは以下2つの点です.

1.原乳が放射性を帯びるには,放射性物質が付いた飼料を乳牛が食べ,それが体内を巡って乳として取り出されるという過程が思い浮かびます.しかし12日に放射性物質が撒かれて30キロほど拡散しながら飛び,18日の原乳にその効果が出てくるというのは早すぎるのではないか?

2.その乳牛が放牧されて育てられているなら,放射性物質のついた飼料を食べる可能性があったと考えるのはそれほどおかしくないけれども,といいつつ,冬場は牧草は生えないのでサイロに貯めておいたものを与えるはずです,あるいは袋詰めされた配合飼料を牛舎の中で食べているだけの牛だったとすると,そもそも放射性物質の付いた飼料を食べる機会があったのだろうか?

3.なぜその発表を取材していた記者は,これらのことを突っ込まないのか?

3は置いておくとして,上記1と2の疑念を自分の考えから取り去ろうとして,ひとまず身近な食品・食材仕入れ関係の就業者の人に以下のことを聞いてみました.

4.平常時における農畜産物の出荷の際に,放射線の含有量を定常的に調べているものなのか?

答えは,「そんなことは普通していないんじゃないか」というもので,予想通りでした.普段から放射線を調べていたならば,「いままで(平常時から)若干の(自然界レベルの)線量が出ていたけれども,今回の事故後に数値が有意に上がった」というのであれば,確かに水素爆発と原乳からの放射線という因果関係は説明できるでしょう.そして官房長官はそのように説明できたはずです.

しかし,平時に調べていなかったとすると,「実は以前から基準値を超えるほどの放射性を帯びていたのではないか」ということを否定できなくなります.

これについては,上記4の質問をyahoo知恵袋(笑わないで下さい.ほかに思いつかなかったのです)で3月19日の夜の間に聞いてみたところ,即座にある人から「わたしも同じ疑念があるけれども,この質問は取り下げた方がよいのではないか(不安を煽ってしまって,そちらのほうが影響が大きい)」という意見を頂いたため,削除しました.

***

今となっては,上記3について対策を立てた方が手っ取り早いと思っています.つまり,記者の方々は官房長官などが発表する情報のテープレコーダ兼文字起こしの担当者になるのではなくて,瞬間的にそりゃちょっとおかしいのではと気付き,もし何か気付いたなら即座に突っ込みを入れる機能を持つべきでしょう.この原乳の例で言えば,さらにはその検査結果を出したところへ出向くなりして,上記4の点ぐらいは聞いてきてもらいたかったと思っています.わたしならそうします.

***

さて,以下の時事通信の記事をどう読みましょうか.
(http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011040400704)

 厚生労働省は4日、茨城県北茨城市の沖合で捕れた小魚の「コウナゴ」から、1キロ当たり4080ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。この魚は出荷されていないという。
 魚類に含まれる放射性ヨウ素について、国は出荷制限などを行う暫定規制値を定めていなかったが、4080ベクレルは野菜類の基準(2000ベクレル)の約2倍に当たる。500ベクレルの基準がある放射性セシウムも447ベクレルが検出された。
 周辺海域の濃度は低く、福島第1原発付近から回遊した可能性もあるという。同省は水産庁の協力を得て、魚の生態を踏まえた対策を検討する。
 肉や卵、魚、穀類で放射性ヨウ素の基準を定めなかった理由について、大塚耕平厚労副大臣は「放射性ヨウ素は半減期が短く、原子力安全委員会は海中で拡散するとの見解を示していた」と述べた。同省は薬事・食品衛生審議会に近く部会を設置し、魚類などの規制値の策定を急ぐ。(2011/04/04-20:50)

JUGEMテーマ:気になること



定点観測

教室棟と呼ばれた古い建物を壊して建て直すことになったので,2008年末からPCで定点観測をしていました.



新しく建てるときの動画はまた後日.

google map

google mapの航空写真が更新されたようで,被災地や福島の原子力発電所の様子を見ることができます.



大きな地図で見る



ストリートビューを併用すると,被災前の町並みも見ることになります(更新されていない地域もあります).


JUGEMテーマ:ノンフィクション



秘密の動物誌

ジョアン・フォンクベルタとペレ・フォルミゲーラによる,ペーター・アーマイゼンハウフェン博士の驚くべき動物誌の紹介.

日本語版は「秘密の動物誌(Fauna Secreta:ファウナセクレタ)」なんですけれども元々のタイトルは“Fauna”,つまりある時期やある場所における動物相を意味します(動物相とは一定の地域内に生息する動物の全種類のことです).日本語で出版されたのが1991年で監修者は荒俣宏.この名でこの本が普通の本ではないことが分かるというものです.

fauna.png

表紙.なんだか足の生えた蛇のようなものの写真が写っています.これはアーマイゼンハウフェン博士が1941年にインド南部のタミル・ナドゥ州の落葉樹林において情報提供者の協力により発見し,捕獲した“足のある蛇”で,ソレノグリファ・ポリポディータ(Solenoglypha Polipodida:ダソククサリヘビ)と命名されました.「蛇足鎖蛇」です.荒俣宏監修が効いていますね.

fauna 002.png

解剖図やら鳴き声の分析結果やら(蛇なのに鳴き声てあなた).

この本には摩訶不思議な秘密の動物が23種紹介されています.曰く,火を噴くワニ,空を飛び,ぼんやり光るゾウ,手と足が1本ずつ生えた2枚貝,毒をもつウサギ,一言では説明しづらいもの,その他大勢です.こともあろうにケンタウロスまで登場します.ああ下の写真.

fauna 001.png

その名もケンタウロス・ネアンデルタレンシス(Centaurus Neandertalensis).
写真のキャプションは
上 ケンタウルスの手を調べる教授
下 友好のポーズ

・・・キミ..半分ぐらいヒヒですがな.

ケンタウロス

・・・うーむ (右のページに見える言葉は「アアル・ルとのコミュニケーションにいそしむケンタウロス」.アアル・ルという『凝ってる系アニメ』に出てきそうな名前の人物は博士をその生息地に案内した友人だそうです).

***

この本を知ったきっかけとなったのは大学院生の時で,当時どういうわけか書店で「芸術新潮」を立ち読みすることが多く,面白かった場合だけ買って帰るということをしていました.それで1990年に見つけて買ったのがこれ↓.要するに偽物,贋作の特集です.

fauna 003.png
(芸術新潮1990年7月号)

いいですねこの表紙の煽り.「大特集 万国贋作博覧会」ですよ.曰く「二〇世紀最大の偽書は何か?」,「日本が輸出した人魚の干物」やら「コナン・ドイルが騙された妖精写真」,これらは有名ですね.「ドイル,妖精写真」でgoogle検索すると出てきます.

さて,本文を見ると,「仰天!突然変異の動物たち(アメーゼンホーフェン博士の未発表資料発見される!?」,「フロイト博士の誤謬」,「一生を棒に振ったベリンガー教授」などなどなど盛りだくさんです.とりわけ院生の私の涙を誘ったのは(嘘ですが)ベリンガー教授は可哀相な教授で,以下のように説明が付けられています.

『贋作に欺かれたと言っても,ベリンガー教授ほど手酷い目にあった人はいまい.この高名なヴュルツブルク大学の医学教授は1726年,化石についての画期的な著作を発表する.化石がノアの洪水で滅んだ生物の遺骸だとか,神の悪戯であるとか信じられていた時代である.教授の著作には太陽の光の化石や,なんとヘブライ語のアルファベットの化石まで含まれていたのである.いま現物を見るといかにも作り物然としているが,教授は自らの“大発見”を信じた.ベリンガー教授自身の名前が刻まれた化石を手に取るまで・・・.以後,ベリンガー教授は著作を一冊ずつ買い戻すことに半生を費やし,貧困と怒りと屈辱にまみれて死んだ−というのが,“ベリンガー教授の嘘つき化石”の物語である.(以下略)』

一体誰がこの教授を騙したかというと,これが教授の名声を妬む二人の同僚だったということを示す裁判記録が1935年に発見されています.騙されてから200年後です.おちおち成仏していられません(判決に200年掛かったわけじゃありませんが).結局のところ,犯人とされた司書のエックハルトは事件の4年後に死亡,数学教授ロデリッヒはヴュルツブルク大学を出奔,あるいは追放されたらしいとのことです.うーむ.

***

話を元に戻したいのですが..戻さなくてもこの動物誌の意味はお分かりでしょう.手元にある「秘密の動物誌」は絶版となりましたが,筑摩文庫から再版されているようです.ただし,図版が小さくてお勧めできません.どうか古本屋さんや図書館で探すことをお勧めします(ここでアフィリエートか何かすればいいんでしょうね).

登場した古書:
「秘密の動物誌」Joan Fontcuberta and Pere Formiguera著 菅 啓次郎 訳 荒俣 宏 監修 1993年3月10日初版第8刷(ISBN 4-480-87154-3).wikipediaにも記述があります
「芸術新潮」 1990年7月号,新潮社.

おまけ アーマイゼンハウフェン博士のお姿
fauna 005.png
つーか..あなた本当は誰ですねん.

JUGEMテーマ:古書・絶版本



calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< April 2011 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
profile
search this site.
others
mobile
qrcode